挨拶の仕方、教えたれ
でかい声で、挨拶する。
それによる確かな効能を科学的に説明できないと、師匠は怒ります。
「俺、参上」という、存在の周知。記者が来ましたよー、という、そこかしこに潜む情報屋に向けた、アナウンス。それと、周りに対する主導権の獲得。
別に、大したことではないけれど、やると情報収集がしやすくなるので、やった方がいいという、仕事効率化ノウハウの話です。
そしたら「でも、あれやろ、あんまいうと、人権とか、そういう話になるんやろ」と、師匠が最近は大人みたいなことをいうのです。「今さらそんなこと、気にするんですか」と思わず言ってやりましたよ。
ああ、怒られた、怒られた。
生きづらい世です。
師匠は今日も不機嫌でした。
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