劇団はあはあ

20代前半は「天才だなあ〜」と嫉妬に駆られる人との出会いがちょくちょくありまして。あまりにちょくちょく現れるので、「これは、俺が凡人だけなのかも」と、よく落ちこんだものです。

そんな風に私を苦しめた一人が、森達也という男です。映画監督の森達也と同姓同名ですが、別人です。神様プロデュースという、なんとも高飛車な名前の劇団を率いた劇作家でした。

稽古場では、役者に即興コントみたいなものばかりやらせて、ケタケタ笑っているだけなので、関係者は「コント集みたいなもの演るんだな」と思ってるのですが、劇場に入ると、そのコントにスライドで言葉を載せて、全く別の物語を作ります。

コント集を作ったつもりでいた役者陣は、それが物語のピースに過ぎなかったことを知り、劇場で誰よりも驚くことになります。劇場で初めて役を知る訳ですから、役者はぶっつけ本番でその人格を演じることになります。

作り込んだものとは異なる、かろうじて成立する物語世界が立ち上がるのです。動きは全て決まってるのに、人格だけは当日ぶっつけで演るみたいな芝居ですから、役者は整合性を取るのに必死です。とても臨場感のある芝居になるのです。

役者を躍らせ、客を手玉にとる、なんとも性格の捻くれた人です。

そんな彼と一回限りの期間限定劇団を作ったことがあるのですが、その時の劇団名の候補の1つです。

劇団はあはあ

「絶対に気合い入らないものにしようよ」打ち合わせで彼は言いました。彼からでてきたユニット名です。

ブログをやるにあたって、頑張らないと誓ったのに、やはりカッコ良いこと書きたがる気持ちが芽生えてくるので、面倒くさくなりました。で、昨日は一生懸命、書く前に「股間、股間」と呟いて脱力を試みましたがダメ。股間について書いたら、権威が失墜しちゃうじゃないか、とか、まあ、そんなことまで考えたのです。
だせえなあ。

で、思い出しました。絶対気合いの入らない劇団の名前を。

ちなみに、当時、ユニット名は、しゃっくり君に落ち着きました。

はあはあの方が良かったな。

森達也、最近何しとん?




今日は何をやらかした?

海外進出&インバウンド誘致の専門紙「国際イベントニュース」編集長・東島淳一郎が、今日怒られたことについて、説明します。

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